三日坊主でも続くダイエット習慣
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はじめに:「続かない」のはあなたの意志が弱いからではない
「今年こそは絶対に痩せる!」と決意を固め、ジムに入会し、高価なランニングシューズを買い、食事は鶏の胸肉とブロッコリーだけにする。
しかし、3日が経過した頃に「今日は仕事で疲れたから明日やろう…」とサボり、1週間後には完全に元の生活に戻り、ジムはお金を払い続けるだけの幽霊会員に…。
このような「三日坊主の挫折ループ」を何十回も繰り返しては、その度に「自分はなんて意志の弱いダメな人間なんだ」と自己嫌悪に陥っていませんか?
まず、一番最初にお伝えしたい最も重要な事実があります。
あなたがダイエットを続けられないのは、あなたが怠け者で意志が弱いからではありません。「人間の脳」が、急激な変化を嫌い、現状を維持しようとする『ホメオスタシス(恒常性)』という強力な防衛本能を持っているからです。
「明日から毎日1時間走るぞ」という高すぎる目標設定は、脳からすれば「生命を脅かす異常事態の発生」です。脳は全力でこの行動を阻止するために、あなたに「疲労感」や「強烈な空腹感」、あるいは「もっともらしいサボる言い訳」を提示し、あなたを全力でソファに引き戻そうとします。人間の理性(意志の力)が、この脳の絶対的な防衛本能に勝つことは100%不可能です。
つまり、三日坊主を卒業するための唯一の方法は「気合いで頑張ること」ではありません。脳に「これはダイエットという異常事態ではないよ、ただの日常の一部だよ」と錯覚させるくらい、究極にハードルを下げた【極小の習慣(スモールステップ)】を脳にバレないように忍び込ませることなのです。本記事では、意志の力ゼロで勝手に続いてしまう最強のダイエット習慣術を徹底解説します。
続かないなら「1日1分」から:極小ステップの魔法
脳の防衛本能を作動させないための大原則は、「小さすぎて失敗しようがない目標」を設定することです。
【1. 「毎日1時間のランニング」ではなく「毎日スニーカーを履く」にする】
走ろうと思うとプレッシャーで布団から出られなくなります。目標を「玄関でスニーカーを履いて、ドアを開けるところまで」に設定してください。もしそこで「やっぱり走りたくない」と思ったら、靴を脱いで寝てOKです(設定した目標はクリアしているので自己嫌悪はゼロです)。
しかし不思議なことに、人間は一度靴を履いて外に出ると「せっかく出たんだし、5分だけ歩くか」と勝手に行動してしまう生き物なのです。この「最初の一歩の摩擦をゼロにする」ことが最強の継続術です。
【2. 「腹筋100回」ではなく「テレビのCM中に1回だけスクワット」にする】
「今日も筋トレしなきゃ…」という重圧を消します。「テレビのCMに入ったら、とりあえずお尻を浮かせて1回だけスクワットする」というルールにします。人間の脳は「やり始めるまでが一番苦痛」に作られていますが、「やり始めると(作業興奮によって)勝手にやる気が出る」という都合の良いバグを持っています。「1回だけ」と体を動かすと、結果的に10回、20回と続いてしまうのです。
【3. 「全く食べない」ではなく「最初の一口を30回噛むだけ」にする】
極端な食事制限は必ず反動のドカ食いを招きます。「お米を抜く」のではなく、「食事の最初の一口だけは、絶対に箸を置いて30回噛んでから飲み込む」これだけを目標にしてください。食べる苦痛はなく、結果的に満腹中枢が刺激されて全体の摂取カロリーが自動的に減ります。
三日坊主を防ぐ!環境の「自動化」と「システム構築」
モチベーションに頼らず、環境(システム)の方を先に変えてしまうことで、太る行動をとること自体を物理的に難しくします。
【4. 太るものを「買わない・家に置かない」の絶対ルール】
仕事帰りに「疲れたから今日だけ…」とコンビニスイーツを買ってしまいませんか?帰宅ルートのコンビニを避ける道で帰る、または財布に現金とカードを入れず(スマホ決済も制限して)出勤するという荒技もあります。また、家の買い置きのお菓子は全て捨ててください。「食べたい時にすぐ手の届くところにない」という物理的ハードルだけで、面倒くささが食欲を上回り、三日坊主を防げます。
【5. やる気が出ない日用の「逃げ道メニュー」を作っておく】
三日坊主の人は「1日サボったらもうダメだ、これで全部終わりだ」という「完璧主義」に陥りがちです。これを防ぐために、あらかじめ「どうしても疲れて何もできない日のための、超・手抜きメニュー」を用意しておきます。
(例:筋トレを休む代わりに、お風呂の中で足首だけ回す。夕食を作るのが面倒な日は、コンビニのサラダチキンとおにぎり1個でOKとする)。逃げ道があることで、「サボった」ではなく「プランBを実行した」という成功体験になり、翌日からもダイエットが途切れません。
まとめ
「三日坊主でも続くダイエット習慣」
いかがでしたでしょうか。
ダイエットが続かない人を「ダメな人」と呼ぶのは大きな間違いです。彼らはただ、設定した目標のハードルが高すぎた(自分に対して厳しすぎた)がゆえに、脳の防衛本能にストップをかけられてしまっただけなのです。
・靴を履くだけで良しとする。
・スクワット1回できたら大成功。
・一口目をよく噛むだけで100点満点。
「そんなレベルの低いことで本当に痩せるの?」と思うかもしれません。しかし、続かない「毎日1時間のランニング」はカロリー消費ゼロですが、毎日続く「1回のスクワット」は、1年後には「365回のスクワット」という巨大な筋肉の山と、揺るぎない自信へと変わっています。
気合いと根性で100点を目指して3日で力尽きる「短距離走」はもう終わりにしましょう。今日からは、脳を優しく騙しながら「10点の行動を365日続ける」、世界で一番ゆるくて最強のダイエットを始めてみませんか?